とりあえず使えるようになりましたが問題もあるので細かい調整をしました。
一番の問題は周辺の色かぶりです。NEX-5などミラーレスで後ろ玉の飛び出した広角レンズを使うと起きる現象です。
このレンズのバックフォーカスなど分からないので適当な位置にレンズを取り付けました。
かなりのオーバーインフです。つまり、レンズがセンサーに近すぎて光の入射角が直角から大きく外れているため問題が発生しています。
レンズを前に持ってくれば良いのですが移動させる量がわからない、へたをすれば無限が出なくなる、苦労して作ったレンズ取り付けパーツなので削って失敗したらショックが大きい、と躊躇していましたが、酔った勢い「えい、やっ」で約4mm短くしました。
やべぇ、無限が出なくなった…… ジョイント部分の若干の調整でぎりぎりセーフ。
後は上下、左右の傾きを少なくして片ボケをなくすだけ、ルンルン。(←お前は乙女か!)
それから、絞りは常識的にF8固定としました。
余談ですが上の写真でレンズをのせているのはL−M変換リングです。コンタックスのGレンズ5本の改造にはすべてフォクトレンダー製を使いましたが今はもう無いみたいです。フォクトレンダーのみならず、名だたる日本メーカーのものが見つからない。で、安物。入らない、きついとかのレベルではなく全く入らない。2個購入して2個とも。左の写真の右側が自分で削ったものです。相当削ってます。テストすれば分かるのにそのまま売るかなあ。マウントアダプターではよく聞く話です。レンズが外せなくなったとか… ご注意を。
作 例
APS用ですが SUPAER EBC FUJINON 侮れません。
換算焦点距離36mm GRのクロップ35mmしか持っていないので貴重な画角
もう少しレンズの傾きを調整しないとだめかな
レンズは日本の宝です。ジャンク籠から救済しましょう