複数のMOUNT A12にレンズをセットしておけば交換時のゴミ付着の不安から解放されます。ボディー、センサー、レンズの3分割ですから仮にゴミが付着したとしてもセンサー一体型と違ってクリーニングの敷居は高くありません。
鏡胴の絞りや距離指標を見ながらパンフォーカスで撮したり、マニュアルでフォーカスしたりという楽しさもあります。
何といってもGXRではレンジファインダー用のレンズがAPS-Cとはいえまともに使える。例えばフォクトレンダーのSUPER WIDE-HELIARはデジタル対応で大きくなって行きましたが、コンパクトな初代がGXRでは普通に使用できます。
また、マウントアダプターで使えるようになったCONTAX Gレンズですが、NEX-5では広角21mm、28mmは色かぶり等惨敗でした。
フランジバックの関係でGXRではアダプターは |
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使えません…が、なんとしても装着してみたかった。無謀なMマウントへの改造の動機です。
リコーのホームページにスーパーアンギュロンの作例があったのでCONTAX G 21mmでも「いける」という確信はありました。結果は十分すぎる画質でした。レンジファインダー用の広角オールドレンズの使用はこれしかないと思わせたカメラです。チューニングを変えたMOUNT A12を何種類か用意すれば面白かったのにとも思います。
今はSUPER WIDE-HELIAR、CONTAX G21mm、SNAPSHOT-SKOPAR 25mmの3本をMOUNT A12に付けっぱなしにしています。
GXRの神髄はMOUNT A12にあり。手にしたときのフィーリングといい、もっともっと評価されて良いカメラだったと思います。 |
