2018年のファーストページ。
もう更新はないんじゃないかと自分でも思った。いや、引退した方がよかったんじゃないか? もうネタもないし。
懲りもせずまた再び… 今年は何ページ投稿できる??
これまで、たいしたものは作れないんだからと最小限の道具で修行(嘘です、暇つぶしです。)してきたのだけれど、いい加減疲れた、楽したい。
日頃、オートマにはじまって至れり尽くせりのクルマは人間の運動感覚を鈍らせる、カメラの自動化は人を退化させる、とかどうのこうの言っているのは内緒だ。
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まずU字型のベルト端落とし 7本セット。
なんとAmazonで2,100円。中国製だろうがそんなの関係ない。ただし、自分で刃を付ける必要がある。左の3本(10,15,20mm)は自宅にあったオイルストーンとミニルータの研磨で刃付け完了。木槌でたたいて抜ければいいのだから切れ味にはそう神経質にならなくてもいい。あとの4本(25,30,35,40mm)は多分使わないから、そのまま。なぜなら… 次の写真 |
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先にこれを購入しちゃったんだよなぁ。
左からコーナー落とし、U字型のベルト端落とし25mmと30mm。
こっちは最初から刃が付いている。
ベルト端落としは2本で約3,000円。凄く良く切れるんだけどね、2,100円の7本セットに刃付けで十分だった。 |
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ベルト関連でもう一つ、ベルトセンターという定規。1,000円弱で買える。
今までは型紙にセンターの穴位置を印字していた。その都度プリントしなければならないので結構面倒。センターにマーキングできるかの検証は必要だけれどかなり正確なので便利、楽ちん。 |
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次は美錠抜き。刃によって2,000円から4,000円位。もちろん2,000円の方を購入しました… が、これは頑張って高い方を買うべきだった。安いのが使えないということではなく、使う機会が多いので気持ちよく穴が抜けた方がいいから。 |
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これはペン型コバ塗りローラ。約1,800円
コバ処理用のワックスを塗るときにワックスがはみ出さないように先端の溝 にワックスを溜め、先端がローラーのように回転して塗る仕組みになっている。
でも、あまり使わなさそう。使用後は先端を清掃しなければならない。これが面倒くさい。さらに購入直後に試した別のコバ仕上げのほうが調子よかった(次の写真)なにやってんだか。 |
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コーキングへらを使ってコバにトコノールを塗って整える。はみ出さないように手に持ったりして結構大変。そこで革の下に紙を敷き、革を押さえてコバに一気塗り。当然、紙にもトコノールが付くが、革をしっかり押さえているので吟面は、ほとんど汚れない。下に敷く紙がポイント。コピー用紙などを包んでいるツルツルの防湿紙を使う。へらで簡単にすくえるので紙も革も汚れない。トコノールを塗るときは、ペン型コバ塗りローラいらんじゃんか。後の祭り。まあ他で使い道があるでしょう。
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ミニルーターとコバ磨き用(黒檀)先端工具約2,500円。
これこそ究極の楽ちん工具と思って購入したのだが…… |
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このミニルーター、驚きの価格。Amazonで2,230円。
ビットは写真の他にも切削ディスクが10枚付いている。ビットの交換も簡単で使い勝手がよい。ご覧の通りの簡体字、正真正銘の中国製だがこれは使える。耐久性はまだ?だけど。 |
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が、そのコバ磨きも出番があまりなくなってしまった。この帆布を使っている。300円。ただ切っただけでは使いにくいので液晶クリーニングケース(自宅にあった)に入れている。(スポンジに巻いて押し込む)先程の写真のように防湿紙の上に革を置き、これを使いコバを磨く。スポンジのおかげで帆布がいい感じでコバに密着しスピーディに磨けるみたい。ただ帆布では荒磨きなのでこだわるなら木でちゃんと磨いた方が良い。
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コバを整えるもう一つの秘密兵器?
何に使ったのか分からないが自宅にあった電気ゴテ。そのままでは温度が上がりすぎるのでコントローラーを購入した。Amazonで2,048円。電球用です。違う目的で使用しないで下さい。まあ、使うときは必ずそばに居るんだからいいんでないの?
床面のササクレというか毛羽立ちはみっともなくて、トコノールでもなかなか収まらず閉口していた。これでアイロン掛けすると一発です。
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以前何かと間違えて購入したワックス。熱してコバに塗るものらしい。
確かにコバがそれらしく仕上がる。
なんだか自宅にあったものばかりだ。 |
結局有効だったのはベルト端落とし7本セット、ベルトセンター、美錠抜き、帆布、コントローラー、総計8,000円弱。購入した金額の半分にも及ばない。
こうして個人消費を伸ばし、日本経済にささやかながら協力しているのであります。
※素人なので道具の使い方が正しいかどうかは不明です。あしからず。 |