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Capture Oneで現像してみたら…

──2019/04/11──

以前の記事なんちゃって19mmで使ったRICOH のワイコンDW-4の他にGW-1も持っていたので再びLUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6に嵌めてみたところ(×7.5で18mm相当)盛大なるケラレ。途中に咬ませていた37mmフィルターを外せばいいんだけれど、そうすると周辺が甘い。無理に使うこともないのでこれにて終了。アスペクト比3:2で撮影して、RAW現像はCapture Oneを使いましたが、念のためLightroomで現像したらそんなに酷くケラレない。
なんじゃ?ということで2つの現像ソフトを比べてみました。以下はケラレることがないDW-4(×0.8)+37mmフィルター+LUMIX G VARIO 12-32mmのデータです。(現像ソフトによる歪曲補正済み)



LUMIX GX7MK2+LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 with RICOH DW-4

Lightroom 6



↑読み込みRAW 4592×3064px(3:2)←撮影時のアスペクト比
元画像は4592×3448px(4:3)←上下をカットして3:2にしていることがわかります。(4:3で現像可能)


Capture One 12



↑読み込みRAW 4592×3448px(4:3)←撮影時のアスペクト比を無視。Lightroomの元画像と同じサイズです。
Capture Oneの元画像は4797×3602pxでメーカーの歪曲補正用のエリアまで表示しており、このエリアで現像することができます。そして、なんと読み込みRAW 4592×3448px(4:3)を3:2に指定してトリミングすると上下をカットするとともに左右を拡張します。
↓これがその画像です。Lightroomで現像するよりワ、ワイドになっとる。4873×3249px(3:2)  Lightroomは4592×3064px(3:2)



さらに、Capture Oneには制限なしというのがあって、こちらは4953×3602pxのサイズまで現像できます。
広角の歪曲補正の領域まで表示しちゃって……まさしくRAWですねぇ。やるな Capture One !
これでわかったんですけど、m4/3に限らず広角レンズは歪曲補正の領域を持っているものがあるのではないでしょうか。
FUJINON XF18-55mmF2.8-4 R LM OISもそうでした。
RICOH(GXR A12 28mm、A16 24-85mm、GR)は歪曲補正の領域がありませんでしたけど……「補正の必要なし」ってか?


今回のRAW現像の比較とは直接関係がありませんが、DW-4とLUMIX G VARIO 12-32mmの間に入れる37mmフィルターの違いで周辺の画質が結構変わります。フィルターを入れないと4隅が流れ使い物になりません。試した中では枠が一番厚かったこのケンコーのフィルターがBESTだったように思われます。




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