手持ちのDP1・2・3Merrillはほとんど使っていません。DPMerrillはRAW現像しないと本領発揮できないのにSIGMA SPP だけでは完結しない、それが面倒くさいからです。一方で買取価格は爆上げです。もう3台で22万円超、下取りだと更に10%アップとか…12年前のコンパクトデジタルカメラですよ、異常ですね。フィルムも高くなりデジカメも高騰、カメラで写す楽しみの危機 (^^; )です。売るわけでもなし、下取りに出して買ってみたいカメラもなし、買取価格が上がってもうれしくありません。売ったり、買ったり、色々なカメラを使ってきたのは作り手の思いとかメーカーの姿勢とかから自分と相性の良いカメラを見つけたいからで、カメラを替えたら素晴らしい (^^ ) 写真が撮れるだろうなどと思ったことはありません。
スポーツ写真など機材によるところが大きい写真以外、写真の出来は感性でほとんど決まると思います。例えば、鋭い感性の持ち主はシャッターを切るときに指南書にあるような構図を引っ張り出しているのではなく、「違う」とか「これ!」という自分のつぶやきを判断基準にしているのでしょう。 そしてそれは、ほぼ先天的なもの、私の範疇を越えた話です。
旅行や子供の記録など縁遠く、名所旧跡、絶景を訪れることもほとんどない…撮るものがない、、、ということにはなりません。散歩中のありふれた風景や身の回りのしょうもないものを平凡な感性で写しています。お気に入りのカメラで写す自分自身の記録です。
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