LUMIX DMC-GX7MK2
EVF内蔵、チルト液晶、手ブレ補正、小さなグリップ…このままフルサイズ(保有しているマニュアルフォーカスレンズを本来の画角で使いたい、それだけの理由です)になれば言うことなかったのですが── LマウントのLUMIX DS-S9は形こそ似ているけれどスチル派にとっては残念でした。今は動画に重点が置かれているので仕方がないことですが。
逆にフルサイズセンサーに対しマイクロフォーサーズには換算焦点距離が2倍になるという絶対的利点があります。写真のレンズ、Canon 25mm F3.5が50mmの画角で使えます。25mmという広角レンズですから被写界深度が深く目測が可能になり、こんな小さな標準レンズが手に入るのです。パンフォーカスで使えば、絞り F11/距離4m で約1.8mから∞までピントが合っているように見えます。シャッター半押しするオートフォーカスよりよっぽど高速です。(^^)
ところが 距離∞で写すと何かおかしい。ピーキングをONにして調べてみたらピントが合っていません。合焦時のフォーカスリング距離指標は何と2.5mでした。目測もへったくれもないだろ〜。
原因はマウントアダプター。L39スクリューマウントをM4/3に変換するタイプですが、かなりのオーバーインフ。スペーサーを作らないと目測では使い物になりません。購入するまで精度はわからない──こういうパーツは日本製を買っとけということでしょうね。(国産品を持っていたのですが売ってしまった自分がアホでした)
ピントテスト 距離指標∞で写すと…
(2回クリックで等倍)
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