マウントアダプターは重要なアイテムなのに装着してみるまでフィット感が分からないという購入が難しい製品です。fp用で満足できたのは軽量かつ高精度な国産のRAYQUALのみでした。 2024年10月に販売が開始された Light lens lab のヘリコイド付アダプター〈M-L Macro〉を知り「当たり」の予感があったので購入してみました。予想どおりレンズの装着、ボディへの取付が非常にスムーズ、「気持ちいい」という表現がぴったりです。無限遠もドンピシャ、ヘリコイドは滑らかに動き、さらにオールドレンズのようなフォーカスレバーが付いているためワンタッチで無限ロックをかけることができ、作りの良いレンズを操作しているフィーリングです。 褒めすぎ? いやデザインも含めマウントアダプターでこんなにもカメラが変わるのかと正直驚きました。これだけ出来がいいと約100gという重さも気になりません。 ヘリコイドの繰り出しは2mmと少なめですが最短撮影距離1mのレンズで約42cm縮めることができます。マクロ撮影するわけではないので十分です。いろいろ勘案して繰り出し量2mmに押さえてある様な気がします。
シルバーのレンズにこのデザイン Hexar 50mm F3.5 この一体感、全く違和感がありません。
このHexar 50mmはフィート表記のみです。日本では馴染みのない単位ですが、「尺」に置き換えればいい、ほぼ同じ約30cmです。若い人には分かりにくいかも知れませんが「尺」は建築現場では今でも普通に使われています。日本人なら畳は知っているはず。サブロク=短辺三尺(約90cm)と長辺六尺(約1.8m)──これと同じでフィート×0.3がほぼメートルです。
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