AFマウントアダプターLM-EA9 を使ってみましたが CONTAX G レンズ を取り付けるためにフォーカスリングのゴムを外したのでマニュアルでの操作がアチャチャです。オートフォーカスができればいいというようなものではなくマニュアルでの操作感もレンズの大切な性能。そのオートフォーカスもLM-EA7に比べると無音なので一呼吸置くような感じで個人的には好きではありません。
また、LM-EA7はアダプターのヘリコイドの状態を固定することが可能で、近接のものにフォーカスを作動させヘリコイドを繰り出した後「AF-ON」に割り付けてある「再押しAF/MFコントロール」でα7Cをマニュアルフォーカスにして使うことができました。ところが LM-EA9 でマニュアルに切り替えようとするとヘリコイドが無限位置に戻ってしまい最短距離でのマニュアルフォーカスができません。通常のヘリコイド付マウントアダプターの使い方ができないのです。 なぜ? なぜ?
そんなアホな! 原因はファームウェアバージョンでした。現在 1.6.0 までバージョンが進んでいますが USB DOCK を使い1.4.0 までダウンすることで解決しました。マニュアルフォーカスの使い道を制限してどうするヨ!さらに COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 が全く合焦しなかった問題も解決。なんだかなあ。CONTAX G レンズはピントリングのゴムを戻して LM-EA7で使うことになりそうだし、やはり LM-EA9はNOKTON 50mm F1.2 専用か?