左のレンズ(Hexar 50mm F3.5)を購入しました。右のレンズは売却します。
SIGMAの56mm F1.4 DC DNは小さく軽く写りもいいレンズですが更に小さいレンズに入れ換え、短小軽薄路線を突き進みます。もう一つこのレンズにどうしても馴染めなかったのは絞りリングがないから。所有している単焦点レンズは絞り固定のものを除いてすべて絞りリング付なので何か落ち着かないのです。
話はそれますがNikon Zfに合わせるSpecial Editionレンズは絞りリング付ではないのですかね。Zfのデザインをあそこまでやったのに? 電源を入れなくても感度もシャッター速度も露出補正値も、そして絞りも上から見ればすべてアナログでわかるようにすればいいのに絞りだけなぜ小窓? シャッターを切ることに集中できるように事前にカメラの状態を把握しておいた方が……ムニャ、ムニャ…まあ、いいや。
レンズはKonishiroku Hexar 50mm F3.5 この開放値F3.5は縁が深いのです。最も多く使ったフィルム時代のレンズ、一眼レフを変えたといわれるNIKKOR-H 28mmはF3.5でしたしMicro-NIKKOR-P 55mmもF3.5でした。また、愛用したフィルムコンパクトカメラ 京セラT PROOFもF3.5でしかも T*テッサー。自分で移植したニコンミニの28mm、TIARA ix のSUPER EBC FUJINON 24mmもF3.5、最近購入したCanon 25mmもF3.5です。どうもスローなレンズ達の方が性に合っているのかも知れません。
GXRで75mm相当の中望遠として使おうと思います。以前COLOR-SKOPAR 50mm F2.5を持っていたのですが売却して後悔していました。75mmの画角が妙に感触が良かった記憶があるので。
この小西六 Hexar 50mm F3.5はエルマーのコピーといわれることが多いようです。でも…エルマーだってもとは3群4枚構成のツアイステッサー型ですし。沈胴がコピーというなら絞り指標の見やすさでHexarのほうが進化しているし…日本が得意とするところですね。まあコピーだろうとなかろうと戦後10年復興から成長に向けての意気込みは凄かったと思います。
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SIGMA fpで50mmとして使うときはこんな感じになります。最短撮影距離1mですから寄れるヘリコイドアダプターを使うことになりますがマウント周りがウザイ!
スッキリさせたかったらライカ買えば? ライカ? ナイ、ナイ、とんでもナイ。
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