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L39マウント化完成?
ニコンミニのNikon 28mm F3.5

──2023/11/10──



銘板を作り、フィルターを嵌めて宿題は取り敢えず終わり。フィルター(残念ながらシルバー色)は22.5mm、少し小さい。この上のサイズは24mmで多分大きすぎる……仕方ないので粘着性の粘土みたいなラバーで固定、外れてしまうかな。




取り外したピントリングのカバーに絞り表示が印刷されていたのでスキャンして銘板サイズに縮小。それを下絵にして作画してプリントアウト。これでまともに絞りを決めることができます。あとはパンフォーカス、ゾーンフォーカスのための距離指標ですが絞りF11やF16のときの基準の指標を何mにするかは使いながら考えるしかありません。(↑写真のマウント近くの絞り距離指標は元のインダスター50用のものです)

メジャーで測定してシールを貼った距離指標は間隔が狭く使い勝手が良くありません。そこでL-M変換リングを変更してみたところ上の写真のようにセンターに合わせてあった3.5赤矢印がずれました。この状態で距離指標を作り直したら間隔が広がりピント操作が楽になったようです。──面倒だけど3.5赤矢印の位置をセンターに調整。これでこのL-M変換リングは専用品となりました。









無限が出るパンフォーカス狙いならF16で3m、F11で5mみたいだけど、前回ピントが甘いというのはどうなった?




あっちゃぁ、甘いのではなくて中央しかピントがきていない(絞りF16)。1枚目の写真もよく見ると周辺はぼやけている。片ボケではなく周辺ボケ、お手上げ。絞りをレンズの前に置いたからか? T-PROOFから移植したTessar 35mmでも絞りの位置は同じだけどなぁ。ただ、Tessarに比べてケラレが酷かったため相当センサーに近づけたのが影響してるかも。諦めるしかない、惨敗でした。ジャンク籠から救出しようとしたところまでは良かったけれど本来の設計を無視して弄り回したのだからそんなにうまくいくはずがない。ニコン様、申し訳ありませんでした。
その後、Canon 25mm F3.5、Tessar 35mm F3.5とこのNikon 28mm F3.5の3本でテストしたらTessarはバッチリだった。というかCanon 25mmより良かったかも。恐るべしT-PROOF。




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