LOMOのMINITAR-1を購入しました。なぜですかね。
パンケーキレンズであることも購入動機ですが昔懐かしいゾーンフォーカスレバーがついていることが決め手です。距離計を持たないコンパクトフィルムカメラはゾーンフォーカスでピントを合わせることが一般的でした。ピント合わせを4つのゾーンで行う目測方式です。一眼レフではピントリングでフォーカスしていましたが広角レンズはパンフォーカスで使うことが多かったかな。ゾーンフォーカス、フォーカスリングでのマニュアル操作、速写のパンフォーカス、すべて撮し手の意志に基づくものです。あの頃の写真を撮る楽しみは納得のいく一枚が撮れるかどうか。カメラは使いやすくて丈夫なもの、レンズは性能云々より主に画角で決めていました。
デジタルになって解像度・解像感がどうの、ノイズがどうの、連写がどうの、レンズは開放から実用になるとか、センサーの解像度にふさわしいキレだとか、立体感がどうのとか、そんなことにばかりに目がいって… 写真を撮るのが楽しいのか、機材を購入することが楽しいのか……
こんなレンズ
焦点距離は絶妙の32mm。パンケーキですが絞り固定ではなくF2.8から22まで選択できます。クリックはありません。フォーカスゾーンは0.8m、1.5m、3m、無限の4つで色分けされています。クリック付です。昔は、山、3人、1人といったようなアイコンで表示されていました。デジタルですからモニターできちんと合わせることができますがゾーンにクリックが付いているので合わせづらく実用的ではありません。人間の「勘」覚を取り戻すためのレンズです。
全長は約11mm、マウントアダプターを含んでも約19mm程です。重量はレンズ単体で実測62.7g、今使っているアダプター込みだと111.5gと軽量。超軽量Wtulensと比べても87g重いだけです。
レンズキャップ
ピンぼけ
ジャスピン
撮りたいものがあるわけでもなし
ついでに写真を撮っている
だから
小さいカメラ、小さいレンズがいい
自分で「いいね」を付けられる写真が1枚あれば楽しい
本日「いいね」はありません 笑
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