いろいろ比べました…(11月5日の記事)
「これにしとけ!」とか偉そうですが、Canon 25mm F3.5(L39マウント)がお勧めです。焦点距離25mmと広角ですがクロップすれば換算約38mmでおいしい画角になります。絞りF11、距離2mで最短撮影距離1mから∞まで被写界深度内──もともと寄れないレンズだからなぁ…その時はヘリコイド付アダプターをどうぞ──。fpはQSボタンで選択してとか、クロップに辿り着くまでが長くて残念、どこかのボタンに割り付けできればいいのに。
マウント変換の際に気を付けなければならないのはアダプターの精度、オーバーインフのアダプターではレンズの距離指標が意味をなさなくなります。あと、このレンズは色かぶりはほとんどありませんが、fpのメニュー「レンズ光学補正」のカラーシェーディングで補正値を作っておくと完璧です。経験から補正値を作るときにアイボリー系の扉や机を撮影したものがベストでした。
上の写真の外付けOVFはCONTAX G マウント21mm F2.8に付属していたものです。少し暗く大きいのですが、覗くとブライトフレームもなく「何じゃコリャ一眼レフか」というほどドンピシャの視野です。25mmレンズに21mm用OVF? ちょっと不思議ですが。
コレを使うのは多くのユーザーが言っているように明るい屋外では液晶が見にくく厳しいから。でも液晶の明度を最高まで上げれば改善します。これもクロップと同じようにQSボタンで選択して明度7までダイヤルを回さなければなりません。前にも書きましたがボディの下部にモニターボタンが独立しているので、なぜ長押しで明度7になるようにしなかった? ちょっと辛口ですが晴天の屋外で試写してみた? そういえばfpってボタン長押しの機能って何かありましたっけ? ぶれ対策に長押しで2秒のセルフタイマー即呼びとかあればいいのに。fpが好きだからこその辛口です。こんなとこで言ってないでSIGMAに言えって? おっしゃるとおりです。でもね、言われる前にやって欲しいなSIGMAさん。