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α7 II
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CONTAX GレンズをMマウントに改造のゴール

──2018/08/31──



ご多分に漏れずSONYには痛い目にあってきました。以来SONYのロゴを避けて通るようになり、見渡しても我が家にはSONY製品はありません。オールドレンズを使うために購入したNEX5もあまり使わないまま人にあげてしまったし。(故障はしなかったです、念のため)
レンズ交換式のα7のマウントが、がたつくと聞いたときは絶句。
まあ、でもね、ジョブズが目標にしたSONYがこのままの訳がない、山あり、谷あり、SONYにはもっと、もっと強くなってもらわにゃ。


そんなSONYを手にした最大の理由はCONTAX GレンズをMマウント化する改造のゴールが見えたからです。結果は大正解。フルサイズで本来の画角、手ブレ補正搭載、オールドレンズを使うに必要十分な機能と価格。(センサー前のフィルターを極薄なものにしてくれたら言うことなかったけど)。そして極めつけはマウントアダプターTECHART LM-EA7によるオートフォーカス。本家ではピントがあったかどうか知るすべがありませんでしたがα7では分かります。



ところがそうは簡単にいかない。下部にモーターを収納しているので、マウント近くのパーツを外さなければ干渉して装着できません。かっこ悪くはないけれどホコリがたまる、どうするヨ〜 当面このままか?







←この黒いパーツです。
TECHART LM-EA7のもう一つの特徴。ヘリコイドを繰り出すことでMマウントレンズが寄れるレンズに変身します。
このPlanar 35mmではセンサー面から21cmの所まで寄れます。レンズ先端からだと14cmくらい。これだけでも買う価値ありです。
ただねえ、LM-EA7の取説に、「本製品にレンズを付け放しにしていますと、レンズの重みによ

り繰り出し部のモーターに負担がかかりますので、撮影をするとき以外はLM-EA7からレンズを外して保管してください。(カメラバッグなどに入れて移動するときも極力外すことをおススメします)」と記されています。はあ? それはないよ、こんな面倒なこと… 500gのレンズは駆動するとかいう一方でコレ? 気持ちはわかるけど。


α7 II+TECHART LM-EA7+Planar 35mm F2(CONTAX/G)




その後…

外した黒いパーツ部分は修復し、カメラも7Cに変わりよりコンパクトになっています。







ボロ隠し

──2018/09/02──



マウントアダプターTECHART LM-EA7に干渉するパーツを外すとポッカリ大きな穴が開いています。ヘリコイドギヤも見えているし、このまま使用するわけにはイカン。




薄いアルミ板があったので両面テープで貼り付け。
「無いよりまし」感、満載のプロテクタ。ビス止めは、レンズ繰り出しが途中でストップしてしまうのでダメでした。




Sonnar 90mm、Planar 45mm、Planar 35mmの3本完了。

残りの2本─Biogon 21mm、Biogon 28mmはAFでない通常のマウントアダプタでいいかな。目測、パンフォーカスの方が速いし、また、α7はセンサー前のフィルターが厚いので後ろ玉が飛び出した広角レンズには周辺画質が不利になります。この2本のレンズについては使い方を考えなければなりません。






?なカメラ

──2018/09/13──



α7 II+TECHART LM-EA7+Sonnar 90mm F2.8(CONTAX/G)


フジツボフード付のSonnar 90mm F2.8(CONTAX G 用をMマウントに改造) 軽量、コンパクト。
フォーカスリング(ゴムを巻いた)でザッとピント合わせをしてシャッター半押しでAFという使い方。結構使えます。たまにふてくされて知らんふりすることがありますが (^^;)






?(なのか)なカメラ

──2018/09/15──

便りのないのは良い知らせ



α7 II+TECHART LM-EA7+Planar 35mm F2(CONTAX/G)


Planar 35mm F2
改造と言ってもマウントを変え、鏡胴にフォーカスリングの役目をお願いしただけで、デザインも極力オリジナルのまま。(マウントアダプターと大差ない)
改造は開発者に失礼だという声もあるでしょうが、レンズに光を通してあげるのも購入者のマナーだと思います。






40年前のレンズがAFに

──2018/09/20──



α7 II+TECHART LM-EA7+AI Nikkor 105mm F2.5

ニッコール千夜一夜物語第五夜に登場してます。(レンズの銘板は「NIKKOR」と大文字だけどなあ)
フイルムカメラ時代はお金がなかったからレンズは、広角のNIKKOR-H 28mm F3.5(こいつもニッコール千夜一夜物語に登場)、標準のMicro-NIKKOR-P 55mm F3.5、望遠のAI Nikkor 105mm F2.5の3本のみ。明るいレンズが欲しいとも思わなかったし、そもそもこれ以上の広角、望遠は手に余ることが分かってたから特に困ることはなかったです。写真が撮れればいいと。(3本の焦点距離がちゃんと2倍ピッチになってた…たまたまです)それに引き替え今の物欲まみれの自分ときたら…、情けない。でもお金がないのにボディーは Nikon F 2台だった。1台は28mmを着けっぱなし、もう1台で標準と望遠を切り換え。わっ、ボディ複数持ちはこの頃から始まってる。
で、その頃の愛着のあるレンズがAFになるだと?……、し、信じられん。 ただ微妙に外すときがあります。人間様がファインダーを拡大して合わせたピントに勝るものはないのだ ^^)  ──この写真はAF──


特殊なレンズ構成のためレンズ先端部がふくらんでいる変わったデザインです。右にあるのが純正のフード。そんなでかいもん使ってられるかと広角28mm用のフードに変更してます。
 変更って…、フードの役目わかっとるのか? ^^;)






レンズの味?

──2018/09/24──



α7 II+TECHART LM-EA7+KONICA HEXANON 57mm F1.4(AR)

オールドレンズのコントラスト、色のり、フレア、にじみ…とか当時の技術で作り込みできなかった部分を今のレンズと比べて「味」と表現しているのでしょうか。今はデジタルレタッチでいろいろ弄れてしまいますけど。




クラフト的な手を抜かない作り込みこそが、オールドレンズの味なのかも知れません。(見た目の味です)

KONICAのHEXANONが6本ほど手元にます。購入理由は安い(10,000円超えたのはこの57mmのみ)フランジバックが短い、の2点。KONICAレンズファンの皆さまゴメンなさい。レンズの描写とか分かった振りしてるけどホントは、よく分からないのです。





どちらもKONICA HEXANON AR → LEICA M マウントアダプター

左は干渉しないよう段差が設けられているので TECHART LM-EA7に取り付けることができます。数がでないからしょうがないんだろうけど日本製並の値段です。高いのは分かりますが、6本のレンズのうち3本がロックできません。現在この他にも3種類のKONICA AR用アダプターを持ってますが6本全部ロックできるのは1種類のみ。どこ製かは知りません。
今回のアダプターもだめでした。
KONICA AR は製造時期によってロックの位置が微妙に違います。新しいレンズに合わせてアダプターを作ると古いレンズは全滅。ロックピンがレンズの溝に到達する前にレンズの回転が止まってしまいます。アダプターを完全にバラしてピンを削りました。面倒っくせぇ。



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α7 II


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