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fp
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開放上等
NOKTON 50mm F1.2を使って分かったHaogeのヘリコイド付アダプター

──2022/7/12──



SIGMA fp+NOKTON 50mm F1.2 Aspherical VM
darktable 3.8.1(無料)で現像


大口径の開放で撮ると記録とは無縁になります。ピントが外れた部分は、何が写っているかわからない(笑)。いっぱしの表現者気分です。
fpで写しましたが、やはりα7C+TECHART LM-EA7のオートフォーカスの方がはるかに楽。ライカLマウントはフランジバックが20mm、Mマウントは27.8mmなので7.8mmではヘリコイドを十分に動かすことができないのでしょう。レンズ側のピントは無限遠に置いてアダプターを繰り出して最短を確保しているわけですから。レンズのピントを動かしてもいいからAFアダプターがほしい。(身体能力の衰えには勝てません)
現在はHaogeの安いヘリコイド付アダプターを使っています。6月14日の激安ヘリコイド付マウントアダプターという記事で「ボディー側、レンズ側共にガタ全く無し」と書きました。確かにそうなのですが、このNOKTON 50mmを使うとアダプターのヘリコイド部分がガタつくことがわかりました。小さなレンズしか使わないので見落としていました。中途半端なレビューで申し訳ないです。ヘリコイドを繰り出さない状態ではガタはありません。小さな広角レンズしか使わない、通常、近接撮影はしないので私的には問題ないのですが、誤解を生むような記事になってしまいました。軽い、安いというのはヘリコイド部分のパーツが足りていないのかと思います。








SIGMA fp とオールド広角レンズ
果たしてまともに写るのか

──2022/7/24──

fpはパンフォーカスで使う広角専用カメラとして購入しました。所有するレンズは全てコンパクトなフィルムレンジファインダー用。fpにぴったりのサイズです。
バックフォーカスの短いフィルム用のレンズがデジタルでまともに使えるのか? 過去には周辺の色カブリ、減光、画質の低下などさまざまな経験をしました。それらの問題点を唯一クリアしていたのがRICOH GXR のMOUNT A12でしたが、これはAPS-C。フルサイズのfpでは? 撮り比べてみました。絞り11、ピント位置約2mのパンフォーカス。RAW現像ソフトはフリーのdarktableです。



Voigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4
(L39マウント 2001年発売 初代)





darktableのストレート現像画面。コントラスト、彩度ともに低いのですが、これが編集のスタートになります。つまり極めてRAW「生」に近いデータです。

ちなみにCapture Oneのストレート現像画面は…



出来杉(やりすぎ?)




darktableの「コントラスト・明るさ・彩度」モジュールで整え「トーンイコライザー」モジュールでシャドウとハイライトを圧縮。他は何も弄っていません。以降のレンズ4本も全て同じです。





Canon 25mm F3.5
(L39マウント 1956年発売)









Voigtlander
SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical
(L39マウント 1999年発売 初代)









Voigtlander
Ultra Wide-Heliar 12mm F5.6 Aspherical
(L39マウント 2000年発売 初代)









CONTAX Biogon T* 21mm F2.8 (G)
(Mマウント改 1996年発売)
周辺画質改善フィルターを付けています。





描写に高度なものを求めていないので、「ダメだ、コリャ。使えん」というレンズはありませんでした。サイズ、重量もレンズの立派な性能です。
NEX5を使っていた頃を思い出すと感動もの、裏面照射型のセンサーのおかげでしょう、スゴイ!


追記
違う現像ソフトでは緑カブリが出ました。対処法を書いた記事はこちら








SIGMA fp + Canon 25mm の軽量化

──2022/9/23──




Utulens付 fp の軽さが心地よかったのでメインのCanon 25mm F3.5 + fp もできるだけ軽くしてみることにした。まずストラップを13gのハンドタイプに変更。ところがメチャクチャ使いにくい。一時使っていたこともあるのに(作ったのは自分 ^^;)…… パラコードストラップに慣れてしまったからだろうか。ボディへの取付が松葉紐だからかもしれない。即、却下して現在使っているパラコードストラップを短くしたものを作った。たすき掛けはできなくなるが、短い分じゃまにならず取り回しはいい。




重さ21gの簡単工作。




手首に巻き付けるときと肩に掛けるときはパラコードを2重に、ネックストラップにするときは1本で使う。






この手首巻きはホールド性がとてもよく手のひら全体でカメラを支えるようになるのでグリップではなく指当たりでいいような気がする。




肩当てを付けたのでこれまでのたすき掛けストラップより3g重くなってしまった。軽減失敗。


←たすき掛けができるストラップ
重量軽減その2はマウントアダプター。



このレンズは最短撮影距離が1mと長いので77gのヘリコイド付アダプターを使っていた。L39マウントをMマウントに変更するためのリングが13gで合計90g。





単純なL39スクリューマウント用アダプター。
重さ38g。スクリューを緩めればテーブルフォトぐらいはなんとかなる。すっぽ抜けるんではないかとビビルけど。
重量軽減その3はグリップ。



左純正44g、右自作11g。





4gの極小のシリコン製指掛かり。Amazonで990円。
手首巻き付けストラップのおかげでグリップはこいつに変更することができそう。
純正から−40g




マウントアダプターで−52g、手首巻き付けストラップが奏功してグリップで4g−44g+3g(ストラップ分)=−37g トータル−89gとなりました。



総重量 実測 646g

フルサイズ対応で絞りはF3.5からF22、ピントリングも付いている。
それでいて全長15mm。オールドレンズの描写も味わえる。パンケーキレンズは40mm前後の焦点距離が多いが、こいつは超広角25mm。そして写りも妥協していない。神レンズなのか?








1日で…
SIGMA fp + Canon 25mm が
ちょっと重くなった

──2022/9/24──




台風一過 fp+Canon 25mm F3.5 RAW現像Capture One 22






13g増やしたぞ

散歩しながら…89gの軽量化は快適、快適。ただ純正グリップを外したらサムレストが小さくなってしまった。ちょっと気になる。 そうだ…
思い出した。以前、外付け光学ファインダーをつけようと muk camera service からブラケットを購入したもののファインダーはボディ下に取り付けることにしたので使っていない。サムレストは、処分した FUJI X-E2で使用していたものがある。無事装着完了。(強度については自己責任です)



AELボタンもギリ押せる。



13g重量増加、でも親指が左に移動したことで握りが安定し、体感的には軽くなりました。
死蔵品も利用できたしネ。








SIGMA fp の「オォ!」

──2022/9/26──


MFレンズだけを使っているユーザーの個人的感想です。「オォ!」は特にありません。「フルサイズで世界最小」などと言われますが、あれもない、これもない状態でのコンパクトサイズの実現ですから他のフルサイズメーカーでも作れるでしょう。SONYやPENTAX RICOHならもっと小さく作るかも知れません。スゴイのはfpではなくこれを世に出したSIGMA。他社なら「売れるの?」でオシマイでしょうね、多分。 SIGMAの頑張りはfpを購入したユーザーに対する気持ちからも分かります。「パウダーブルーを使いたかったらfpL買ってね」とか言わないし(笑)「ダイヤルやカバーは有償だけどfpL同等品に取り換えることができます」とか、面倒なことも厭わない。
ユーザーにとってはありがたい話です。
fpの特徴はJPEG撮って出しにありですか?。カラーモードはもちろん、レンズ光学補正でカラーシェーディング補正ができるし、Fill Lightまで内蔵されている。RAW現像ソフトSPPがいまいち機能不足ということがあるのかも知れませんが。



カメラとしてならSONYの7Cのほうがスゴイ。ほぼ全部入りでこのサイズですから。
───サムレスト付 fp と AFアダプター LM-EA7付 α7C───
(前面ロゴはこれくらいがいい。7Cの大きな"SONY"は要らないねぇ)








SIGMA fp の「ん?」

──2022/9/27──


このページもMFレンズだけを使っているユーザーの個人的感想です。「ん?」は結構あります。ダイヤルがすぐ回ってしまうとかマイク端子のカバーがストラップに引っかかって開いてしまうとか……でも、これらは交換してもらう(有償ですが)ことができます。

「ん?」その1は起動時間。遅いのは承知の上。ところが約1秒と約3秒に変わってしまうんだなぁこれが。テストしてみたら電源を入れた後20分ぐらいはスタンバイ状態を保っているらしいので約1秒で起動。20分程度放置するとまた約3秒掛かってしまう。壊れたと思ってしまった。ストレスが溜まるので約3秒一定にしといてよ(いや、イカンけど)
他のカメラでこのような経験をしたことはありません。

「ん?」その2はボタンの割り付け。十字キー(↑←↓→)↓以外の3つに機能を割り付けたい。多くの機能が選択できるようにみえても割り付けたいものが登録されていない。前ダイヤル、後ろダイヤル、下部に並ぶボタンの機能とダブっているものが多い。TONEとかCOLORとかボタンに表示があるものの機能をさらに十字キーに割り付けたりしません。 どんな機能を割り付けたいのか? 
ドライブ手ブレ補正がないのだからセルフタイマーを使いたい。LCDの明るさファインダーがないのだから屋外で見にくいときワンタッチで液晶を明るくしたい。クロップ…ズームレンズは使わない(これは自己都合)ので。その他測光モードなど。これらは全てQSボタンに割り付けることができます。しかし、QSボタンは一手間多いのだ。もう発売から3年も経つのにファームアップで実現されていないのは要望がないということですか。そうですか。
さらに録画ボタンとOKボタンに割り付けができないのはなぜですか?(マニュアルちゃんと読んでいないので間違ってたらゴメン)



SIGMA fp+Canon 25mm F3.5 JPEG撮って出し 「ティール&オレンジ」



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