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GXR
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改造 コンタックスGマウントをMマウントに
Planar45mm f2.0

Zeiss改造2本目 3本目 4本目

──2012/10/12──


GXRと改造プラナー45mm F2.0
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できるかどうか分からず試行錯誤で改造したので工程の写真は撮ってません。次の機会に(いつになることやら) Biogon28mmの改造工程リンク
でもGXR MOUNT A12はBiogon28mm、21mmで本領発揮のはずだから
(なんせリコーHPにスパーアンギュロンのサンプルがひっそり載ってる)、
ここで止めては男が廃る?

概要だけですが…
1. スピゴット式を封じる→ビスどめ
2. 鏡胴のリングとヘリコイドを連結させる
  →上記写真の一番マウントに近いリングのピンです。
  このリングだけでは指掛かりが悪いので、タップを切って2番目のリングに2カ所ビスで締め付け。
  ビスを長目にしてゴムキャップをはめ、お遊びでフォーカスレバーにしました。
  他機種用のマウントアダプターよりスムースに動きます。
3. GマウントをMマウントに付け替える
  Gマウントのフランジバックは29mm、Mマウントは27.8mm、その差1.2mm厚いマウントに換えました。

Gマウントをとりはずし




Mマウントに



使用したのはフォクトレンダーのL/M変換リング(厚み1mm)、ベースを0.2mm厚くして、一応規定通りのフランジバック29mmに。
予想通りオーバーインフだった。まあ、オートフォーカス専用レンズはこんなもんかな。
とりあえずこのまま使うことにします。

追記
RAW撮りはまさにローパスレスの写り。ただ、遠景の電線はモアレが凄い。レンズの解像度が高い証(だと良いけど)。JPEGではモアレは押さえ込まれてます。(RAWはLightroom4で除去できます)

RAW等倍


JPEG等倍







改造 コンタックスGマウントをMマウントに
2本目は Biogon28mm f2.8
Zeiss改造1本目 3本目 4本目

──2012/10/22──


GXRと改造ビオゴン28mm F2.8
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GXRでは後玉が飛び出した広角系のレンズの使用にも問題はありません。
Mマウントのレンズを使うためのユニットですから当然でしょうが、ご苦労があったことと思います。
斜めに入ってくる光とセンサーに付着するゴミ。デジタルカメラの泣き所です。

2015年5月、センサークリーニングを依頼しました。
これからは3個のマウントユニットは広角レンズを付けっぱなし(レンズ交換なし)で使用するつもりです。




付けっぱなしのレンズはこのBiogon 21mm F2.8とSUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5、SNAPSHOT-SKOPAR 25mm F4の3本です。

GXRには是非戻って来て欲しいと思います。

→改造工程

作 例



GXR+Biogon28mm f2.8(G改) クリックで等倍              博物館明治村にて


その他の写真







改造 コンタックスGマウントをMマウントに
3本目は Biogon21mm f2.8
Zeiss改造1本目 2本目 4本目

──2012/11/24──


GXRと改造ビオゴン21mm F2.8
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最近は28mmの画角をもてあましているので一番改造(改造工程)したかったレンズ、ビオゴン21mm(換算約32mm)。
NEX-5ではカラーシフトで使い物にならず。
いまでも中古で結構な値が付いているし、ほとんど使っていなかったので改造にちょっとびびった。
(ほんとは10年程前に定価の3分の1で新品を買いました。理由をご存じの方も多いはず。ホロゴン16mmも買いたかった。)

3本目だから改造のポイントも分かっているし……とんでもなかったです。
それまでの2本とはヘリコイドが違う。
なにがどうなったのか、ヘリコイドが動くのを確認したにもかかわらず、組み立て終わるとロックしてしまい右にも左にも動かない。
最短から無限までやけに動いていたので位置を間違えたかも。諦めかけてちょっとこじていたら奇跡的に動きました。
一度ギヤのリングをゆるめ組み立て直したら今のところロックしないけど不安。でも、使ってなんぼだから。




21mmなのでパンフォーカス用に距離指標も

やっぱりレンズには絞りリングと距離指標、被写界深度指標があったほうがいいと思う(とくに広角)。電源オフでカメラの状態が分かるから。
今は電気に頼りすぎと違いますか?電源を入れてから、え〜と絞りは、ISOは、シャッター速度は、 オートフォーカスが遅い、迷う、
ファインダをのぞいてもなんにも見えん……
フジのXは電源オフ状態にこだわってるような。ただG用マウントアダプターでこのBiogonをつけると周辺がボケるみたい。
純正Mマウントアダプターでもボケるのは変わらないか。センサーの問題?
GXRのマウントユニットは他社製レンズをつけるのが前提だから苦労もあったんだと思います。

テスト撮影  クリックで等倍
目視でマウントを取り付けているから若干の光軸ズレはやむを得ません ^^;









改造 コンタックスGマウントをMマウントに
4本目は Sonnar90mm f2.8
Zeiss改造1本目 2本目 3本目

──2012/11/04──



GXRと改造ゾナー90mm F2.8  コンタックスG1とプラナー35mm F2.0
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手順、ビスの寸法、ドリル径など忘れないうちに一気に改造(改造工程)してしまった。
残りはPlanar35mm F2.0のみ。ただ、35mmは一番好きな焦点距離だし、こいつを改造してしまったらCONTAX G1はただの箱になってしまう。
もうフイルムで撮ることはないかも知れないけど……結局改造してしまいました。

Sonnar90mmはとてもコンパクトです。(フードを付けなければ)
フイルム時代はあまり評価が高くなかったようですが原因はG1、G2のピント精度だったらしく、デジタルで再評価された……んだっけかな。


いい写りだぞい カボチャの表皮にピントを合わせれば良かったな (RAW現像、補正なし、EXIF違ってます←MY設定忘れ)







改造 コンタックスGマウントをMマウントに
最終5本目は Planar35mm f2.0


──2013/01/01──


GXRと改造プラナー35mm F2.0
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あけましておめでとうございます

35mmは改造(改造工程)しないとかなんとか言いながら、結局やってしまいました。
これでCONTAX G1はただの箱、中古のGマウントPlanar35mmは品薄だからBiogon28mmでも買うかな。NEX-5用のKIPONとMetabonesのマウントアダプターも使い道がなくなってしまった。なにやってんだか。

簡単にできたように書いてるけど最後の最後で悪戦苦闘。
分解時、ビスが1本どうしてもはずれない。しかも、スピゴット式をキャンセルするために固定せねばならない足にはまっているビス…最悪。
いままで何十本とはずしてきたのに、クソぉ。
1mm径のドリルでビスを削った。足側の穴も大きくなる。かろうじてビスが効いたので組み立てたけどフォーカスリングが重い。
滑らかに動くかどうかは、足に固定する3本のビス精度にかかっている。
再分解して本来1.7mmのビスであるところ、ぎりぎり2.0mmのビスに換えてなんとか切り抜けた。
改造はもうやりたくない…って5本で終わりだよ。






改造を終えて

───2014/05/31───

MマウントのGXRに装着できなかったので5本とも改造してしまいました。もうオートフォーカスも効かないし元に戻すことはできません。京セラからCONTAX Gデジタルが発売されたらどうするんですか。(笑) 笑っている場合ではないですね、そうなったら完全に(泣)です。
でも、今現在、対称型オールドレンズ最強のカメラで使えるようにしてやることもレンズのためかなとも思います。(言い訳です)




さて、5本のレンズそれぞれの出来具合は?
フォーカスが一番スムースなのが28mm、つぎに45mm、21mmと続きます。90mmは構造が少し違っていてフォーカスレバーを付けることができません。4本とも気持ち良く動きます。さらに重量の増加がありません。metabonesのEマウント用アダプターは実測135gあります。
35mmはフォーカスが重く、動きが一定ではありませんでした。 →再組み付け
このようにバラツキがあるのは、いわゆる「建て付け」の問題です。通常のヘリコイド操作と違って鏡胴をフォーカスリングにするわけですから接触、干渉する部分が多くなり「建て付けが悪い」と咬んでしまうのが原因だと思います。
特に35mmは前にも書きましたが分解時に1本ビスが外れずやむなくドリルを使ったため上手く鏡胴を固定できていないからです。手作業で当たりを付けてやるわけですから「建て付け」が良くなる程の精度が出るはずもありません。つづき


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